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パイログラフィリカ

イメージを越えるために

「あつまれ どうぶつの森 × Nintendo Switch Lite」 2020春 CM

 

 

 今日は、先日公開されたNintendoの「あつまれ どうぶつの森(以下、あつもり)」2020春CMがとても良かったので、感想メモを残しておきます。
  

 CMはあつもりで遊ぶ、4人の女子高生が登場人物です。

 

 

場面

 場面割りを雑に書き出すと、私がこのCMをいいと思う理由も見えてきます。

 

①美術部女子・・・あつもり(ゲーム)→絵を描く(部活)

②陸上部女子・・・走る(部活)

③お花屋さん女子・・・あつもり(ゲーム)→お花屋さん(家の手伝い)

④受験女子・・・勉強

 

⑤桜はまだ咲いてない

 

⑥陸上部女子を見る美術部女子

⑦美術部女子・・・あつもり(ゲーム)

⑧受験女子を見るお花屋さん女子

⑨お花屋さん女子・・・あつもり(ゲーム)

 

⑩美術部女子とお花屋さん女子・・・オンラインであつもり(ゲーム)

⑪受験女子と陸上部女子も加わって・・・4人であつもり(ゲーム)

 ⑫ゲームでチャットをしながら静かに笑う4人

 

⑬満開の桜の下で、4人が声を上げて笑う

END

 

 CM動画は、全体的に手持ちカメラ撮影感があって、画面の揺れが気持ちの揺れの表現のようでもあり、フレッシュさもあって良かったです。

 

良いところ

 4人それぞれの進路は、個別なものです。

 仲の良い友だちが、それぞれの道を頑張って進んでいく姿をみて、そっと応援している美術部女子とお花屋さん女子。これだけでも、結構私には刺さります。

 ですが、夜になってオンラインで4人そろって、まったり遊び、静かに笑う。これもいいんですよね。オンラインゲームしていて笑うという感じが、すごくリアルです。

 そして最後、桜の咲く通学路で、4人一緒に笑い声をあげている。(今から卒業式というイメージなのかな?)ストーリーの余白がきれいだと感じました。

 

対比も良いです

 また、シーン割りを見ても明らかですが、すごく対比がきれいに出ています。

 

ゲームするシーン⇔ゲームしないシーン

桜が咲いてないシーン⇔桜が満開のシーン

静かに笑うシーン⇔声を上げて笑うシーン

 

 もっと細かく見る人もいるかもしれませんね。

 

受け取ったイメージ

 美術部女子とお花屋さん女子は、普段からそれぞれに「あつもり」で遊んでいる様子が描かれていますが、受験女子と陸上部女子は「あつもり」で遊ぶシーンが最後だけです。

 普段からゲームで遊ぶことが多い人も、少ない人も、一緒に遊んで楽しい気分を味わえる。それが「あつまれ どうぶつの森」であるのでしょう。

 それぞれの進路に進んでいき、たとえ直接会える時間が減っても、オンラインでは会える居場所がある。長期休暇では、顔を合わせられる。そんなこの先の物語がありそうなCMでした。

 

楽曲もいいですね

 CM使用されている楽曲も、耳に残る歌詞が印象的です。

 


SHE'S - Letter【MV】

 

 歌詞の中にある

 

大人になっていくことが

僕を狂わせているんじゃないかって

思ったりもしたけれど

 

という言葉は、高校生の時期に聞いて感じ入る言葉なのかもしれません。

 

さいごに

 正直これまでNintendoさんのCMを、あまり気にして見てこなかったのです。これまでのCMでは、「さぁ、ゲームをやるぞ!」ということは伝わってきていましたけども。

 あつもりは、多分宣伝しなくても十分売れるソフトなので、さらに上のイメージをお客様に持ってもらうために、力の入ったドラマ仕立てのショートフィルムになったのかな?と想像しています。それだけに、Nintendoさんは相当な自信をもって、あつもりを送り出してくると思います。楽しみですね!