Pyrographilica

パイログラフィリカ

私を導く夜と青い色

今週のお題「わたしの好きな色」

 

写真を撮る上で、「撮りたい色はなんだろう?」と考えたことがありました。

自分の撮った写真を見返し、また他の人が撮った写真も思い返したりしましたが、「この色」という色が思いあたりませんでした。

 

 

その後も、色々な写真や絵画を見ていく中で、どうも自分は浮世絵の青、プルシアンブルーが好きなのかもしれないと気付いたのです。

浮世絵でプルシアンブルーというと、北斎ブルーとも呼ばれる色。

さまざまな青色の浮世絵を見る中で、私が気に入った版画家は、川瀬巴水の夜の作品群です。

川瀬巴水 - Wikipedia

それらは、鮮やかな青の作品もありますが、少し黒が混じった、紺色を薄めたような色が、空を覆っていたり水面の色として使われています。

川瀬巴水の描いた美しい風景と「夜」や「雪」の叙情的な組み合わせは、自分の目指している場所のひとつであるでしょう。

西洋画ならば、私の好きなエドワード・ホッパーの「Nighthawks」は、青をベースに描かれています。

ナイトホークス (美術) - Wikipedia

他には、サイバーパンクな近未来都市の写真やイラストも好きです。

ここでも青は重要な色ですし、描かれるのはだいたい夜です。

  

となると、自分の写真が目指しているのは、現代の叙情的な青い夜を撮ることが、大きくあるのだと思います。