As with a bicycle, Koide Mawaru

日々の写真にまつわること。

水滴写真の撮影方法メモ

ペーパーウェル02のテーマが「水たまり」か「水玉模様」ということで、水滴写真を撮りましたので、そのメモを残しておきます。

 

 

使用した花

使用した花はガーベラです。

できるだけ平面的に花弁が広がる花が、向いていると思います。特に、水滴に花を写し込む場合は。

水滴に写し込む花は、ご自由に。

 

 

水滴のつくり方

水滴は、50%グリセリン水溶液を作り、狭所オイル差しで水滴を作りました。

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グリセリン水溶液を使用した理由としては、グリセリン水溶液が水道水と比較して、花弁との接触角度を増やすと考えたからです。

接触角度が増すと、花弁の撥水作用を弱めてくれて、花弁に水滴が乗りやすくなるという考えです。(私は物理化学に詳しくないので、雰囲気での理解ですが)

水道水で水滴をつくる方もいらっしゃるようですが、水滴写真の初心者の方は、グリセリンを使われたほうが良いと思います。

またグリセリン水溶液を使用するさいは、希釈してすぐの水溶液を使うのがいいです。

作り置きしておいた水溶液には、微生物が繁殖する可能性があり、濁ってしまうこともあるかと思います。

 

実際の撮影

水滴と花を取るだけでしたら、屋外での撮影もできるでしょうが、花弁に落とした水滴の中に別の花を写し込むのであれば、屋内でないと厳しいでしょう。

屋外で少し風が吹いたりするだけで、水滴が微細に振動したり、花弁から落ちてしまうことが予想されるためです。

屋内での撮影環境は、左右の片方を窓からの自然光、もう一方をスレーブ(外付けスピードライト+ソフトボックス)を利用しました。

また水滴に写し込む花への光が不足していたので、LEDライトパネルも使用しました。

三脚は必須です。

背景紙はお好きな色で。私は撮影台を持っていないので、後ろの壁にパーマセルテープで背景紙を貼り付けています。(マスキングテープでも良いと思います)

 

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水滴は広範囲を写し込む

午前の撮影ではそこまで困りませんでしたが、午後の撮影になると、窓から水滴への映り込みが目立ちました。窓に白布を掛けるべきだったと思います。

また、写し込む花のためのLEDライトも、位置によっては水滴に写り込んでしまうため、注意が必要です。

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ピント合わせ

水滴に写し込む花にピントをあわせるためには、古いカメラではピント合わせはマニュアルのほうが正確でした。ただし、ピント合わせはそうとうシビアです。

外付けのハンディモニタがある場合は、活用したほうが良いです。私は7インチモニタを使いましたが、PCの24インチモニタで見ると、ピントを外した写真を量産していました。

新しいモデルのカメラでしたら、ピントがきれいに合う可能性もあると思います。

 

振動

ピント合わせと同じくらいシビアだったのが、振動です。

撮影時に周りでパタパタ歩かれたりすると、水滴が微細に振動し、水滴に写し込んだ被写体が被写体ブレしてしまいます。

水滴に写し込む花を撮るには被写界深度は深いほうがいいですが、それではSS(シャッタースピード)が遅くなります。明るいマクロレンズと高ISOで速いSSを目指すか、静かな撮影環境をつくるのが良いと思われます。

 

終わりに

水滴写真の撮影自体はそんなに難しくないのですが、色や配置のバランスをどうするかなど、底なしな楽しさと難しさが同居しているジャンル(まあどんなジャンルでもそうかもしれませんが)だと思いました。