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As with a bicycle, Koide Mawaru

日々の写真にまつわること。

欲望をかきたてること

明るい部屋 animal EOS 7D

 私にとって風景写真は訪れることができるものではなく、住むことのできるものでなければならない。

 この欲望は幻想的なモノであり、一種の透視力に根差している。透視力によって私は未来の、あるいはユートピア的な時代の方へ運ばれるか、または過去の、どこか知らぬが私自身のいた場所に連れ戻されるように思われる。この二重の運動。

 私はかつてそこにいたことがあり、いつかそこに戻っていくことになる、ということを確信する。

 (欲望によってえらばれた)風景の本質もまた、私の心に(少しも不安を与えない)「母」をよみがえらせる、故郷のようなものであろう。

 

 「ここに住みたいと思える写真が、良い風景写真。」は、目から鱗だった。言われてみれば確かにそうだ、と思えるポイント。

 これは自然風景の写真というより、街の風景写真になると思う。路上スナップに近いような。自然風景の写真でも、毎日散歩で通えるような場所だろうと思う。

 自分は風景はあまり撮らないが、それはインスタで見るような、美麗な大自然でなければ風景写真とは言えない、という色眼鏡をかけているせいかもしれない。

 

 正直、インスタで見る大自然の風景写真は素晴らしいが、見飽きたとも思う。

 街の風景とか、人の営みが見えるような風景写真なら、撮ってみたいかな。

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