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As with a bicycle, Koide Mawaru

日々の写真にまつわること。

再起動

 クロスバイクに乗って遠出できる距離を伸ばし、ここ最近は、自転車で動物園に行く回数を増やしている。時間のかかる移動だが、交通費が節約できるし、いい運動にもなる。

 写真を始めたころから、動物を見るのも、撮るのも好きではあったが、関東から関西に移ってきて、おおいに困った点があって、動物園から足が遠のいていた。

 関東にいた頃は、上野動物園という写真を撮るなら最適な動物園に通っていた。なにが最適か?というと、背景の処理が難しくないからだ。

 具体的には、灰色のコンクリートがむき出しになっているところが少なく、考えてうまく撮れば、まるで動物園ではないような背景で、動物を撮れた。

 でも他の動物園は、灰色のコンクリートがむき出しになっているところが多く、関西に移ってからは、上野で撮っていたような背景では撮れなくなってしまった。

 それが嫌で動物園から足が遠のいていた。

 

 背景をどう処理するかは、今でも課題ではあるものの、灰色のコンクリートの無機質さを少し和らげる方法として、VSCOのフィルムプリセットを適用することができるようになったことが上げられる。

 プリセットをあてて、誤魔化しているだけかもしれないが、色味を変えただけで、被写体になる動物の魅力を殺さない背景に、少し近づけられたと感じる。

 今おもに使っているFuji 400Hは、柔らかい雰囲気に仕上がるので、冬の陽を浴びている動物に適用すると、動物のやさしさが活かせて、背景も柔らかくなるので、それなりに満足している。

 

 野生動物の写真では、彩度と黒レベルを調整して見せるのが、鮮やかでカッコいいい動物の見せ方だと思うが、動物園の写真では、また違う雰囲気の動物の見せ方があってもいいと思う。

 

 動物の表情や雰囲気をうまく切り取りたいので、VSCOのプリセットで雰囲気を付けたすだけでなく、灰色のコンクリートでも、背景を活かせるような写真が撮りたいと今は考えている。

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