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As with a bicycle, Koide Mawaru

日々の写真にまつわること。

また前進かな?

 昨日は出かけなかった。午前中は雨だったし、午後は考え事を始めたら夕方になっていたので。

 考え事は「芸術の目的とは何か」という、自分にしては考えたことのないような大きなスケールで考え始めて、本の山をひっくり返したりしたのだけれど、自分で答えを出せるより遥かに大きな壁で、結局ウェブ検索で納得できる答えを見つけた。

 それはぼんやり覚えていた、パウル・クレーの「芸術は見えないものを見えるようにする」という言葉だ。

 これは別に目に見えないスピリチュアルなものを見ようということではなく、日常生活のなかで自動化されている知覚を止めて、見えてくるものを見よう、生活の中にモチーフを見つけようということだと思っている。

 先日読んだ「イシューからはじめよ」で出てきた、目的をはっきりさせるということから始まって、そういえば写真の目的って何だったっけ?それが分かれば戦略的に写真が撮れるかな?と思った。

ドキュメンタリーのような、解決すべき問題ということを写真のテーマとして設定した場合は、目的も発生するかもしれない。

でも路上スナップで撮っていく場合には、問題意識などなくテーマも発生しないから、目的も特にないのではないか。

 とにかく量を撮っていかないと分からないという言葉を、写真の先人たちが言っているけれど、もっと賢いやり方があるのでは?と思って考えてみたけれど、スタジオ撮影やテーマを持って撮る写真家には、方法があるのかもしれない。

けれど、スナップ中心の私には成功も失敗も分からないまま、とにかくたくさん撮るしか方法はないらしい。

そういうことが分かっただけでも、前進なのかもしれない。

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