As with a bicycle, Koide Mawaru

日々の写真にまつわること。

12:30 #1

 

 

 しばらく「12:30」というお題の写真も、このブログに載せてみることにする。

 この元ネタは、大山顕さんの本だったと思うが、お昼の12:30に目の前にあるものを撮る、という本気モードとは違う写真の撮り方で遊ぼうというものだ。(本当は誰か他の人も12:30を撮って、写真を見せ合うというものだったと思う)

 いつものことながら、飽きたら終わり。手間のかからない遊びだと思って、1日1枚撮ってみようと思う。

 

 今日の写真は、駅で駅員さんが配布していた、パンフレットを入れてあった袋である。きれいな緑に、お祭りの赤が映えている。

 普段はポケットティッシュも受け取るかどうかという私が、パンフレットをもらったのは、「京都」という文字が目に入ったからだった。

 パンフレットを受け取った場所は、大阪の小さな街の駅だ。関東ならいざ知らず、関西で京都観光のパンフレットを配るなんて珍しい、と手が伸びてしまった。

 京都は宣伝しなくても、観光客をはじめ、関西でも好きな人が集まる、魅力的な場所だと思うが、観光客が減り始めたのか、それとも京都でお金を落としてくれる人が減っているのかは分からないが、何か背景がありそうだ。

 

 大阪に住んでいながら、一度も葵祭祇園祭時代祭も見たことが無い、というのもなんだか寂しいな、とパンフレットを読んでいて思った。

Answer

 いい歳して何をやってるの?と言うのは常識がある人のセリフだろう。

 でも常識的なことは、常識であって、なかなか面白いとは言えないことも多い。面白いことは常識からはみ出した、その部分にやどっていると思う。そこを誰かから評価されると、やっている方としてはうれしくなるのではないか。

 

 人によっては、努力が報われないなら努力しない、という人もいる。それは自由だが、いい評価が得られないなら頑張らないという主張は、子どもじみているなと思う。

 

 頑張ったんだから褒められるという報酬を得たい気持ちは、学生の頃や、何かの趣味の初心者の内は大事だ。

 しかし、そういうことを2,3年経験したら、自分の頑張りは自分で客観的にみられるようになった方が良いのではないか。

 

 褒められるために頑張るというのは、答えあわせをするようなものであり、また他人の評価の中で生きていくことになるわけで、いつまでも他人の評価に右往左往するのは、疲れることになっていくのではないかと思うからだ。

 だいたいその頑張りが誰かとの比較で相対的に評価されたら、もう全然楽しくないだろう。

 周りはもっと頑張っているとか、他の人はもっと効率的に結果を出しているとか言われた日に、もっと頑張らなきゃと思う素直な人は置いておくとして(自分で自分を追い詰めないでほしいなと思う)、放っておいてくれと思うのが正しい反応ではないだろうか。

 ここで私が想定しているのは、仕事ではなく趣味の話である。

 他の人にとってベストな方法を真似ることはできるかもしれない。でもそれが自分にとってのベストな方法になるとは保証されない。自分が頑張れる方法は、割とそれぞれ独自な方法だと思う。

 

 身体的なこと、頭を使うことでも、うまく誰かの真似ができたとしても、100%コピーできることは、まずないと思った方が良い。

 それは身体つき、思考のクセ、生い立ちが違うからだ。

 面白くなるのは真似したい誰かをコピーしようとして、コピーしきれない壁に突き当たった先に拡がる世界を知ったとき、あるいはコピーしようとしてはみ出してしまった自分を知ったときに見えてくるのではないか。

 

 そして面白いものをつくってシェアするときに、誰かから評価されることを待ち受けるのではなく、自分の創作物の面白さを分かち合いたい気持ちを大切にした方がいい。そのためには、自分の創作物についてある程度語れる必要があるだろうが、キャッチボールするときに自分が投げた球を、相手が受け取りやすいように考えていけば、できるようになっていくのではないかと思う。

 ただし、面白いモノの完成度は問わないこと。頭の中でいくら天才的に面白いモノが想像できたとしても、実際につくって見せられる作品の方に価値がある。

 自分の作品を見せる時に大事なのは、完成度を見る人ではなく、アイデアの面白さを見てくれる人に見せること。ネットで誰でも見られる状態でレビューする人が増えると、参考にならない意見がわいてくる。

 作品の面白さは、見る人によってさまざまな受け取り方をされるので、たくさん作品を完成させることで、自分が面白いと思っているモノの形がハッキリ見えてくる可能性もある。

 

 だから謙虚に続けていくこと。

 願うのは、常識に負けませんように、ということかな。

週報170618

撮影

セルフポートレイト

 必要に迫られて、公園で1時間ほど撮影。気恥ずかしい気持ちになる撮影だけど、それは自意識過剰というものだ。こんなおじさんが独りで写真を撮っていても、誰も咎めたりしない。
 撮り始めは躊躇があるが、撮り続けると、散歩で通りかかる人も気にならなくなる。
 ナルシストっぽく(見られているのではないか、というのが自意識過剰)なるが、まあそれはそれで楽しんだからいいかな。


写真散歩

 梅雨の中休みが続いているが、これでは空梅雨。日差しが強く気温の上がる日も多いが、湿度が低いので、陰を歩けばさほど暑くない。そんな晴れの日に、腰痛対策で1時間ほど散歩に出かけた。

「確かあそこにあじさいがあったなぁ」というぼんやりした記憶だったが、確かにあじさいはあった。さほど大きくない木が1本だけ。

 晴れていたので、撮った写真は陽の当たる部分と影の部分ができている被写体が多かった。昔は影に惹かれることがほとんどだったが、今はなるべく、光と影をバランスよく撮りたいと思うようになった。光と影があることが、生きてゆく希望のように感じているからかもしれない。


編集

 シンクウカンvol.3の編集作業をボチボチやっていた。

 「温度」がテーマだが、それぞれの切り口が違うため、どう合わせたらとか、どういう流れがいいか、ということに頭を使った。

 編集は難しいが、これ以上考えても良いアイデアは出ないだろうなというくらいには考えたつもり。でも要は、自分の引き出しの少なさなのだと思う。
もっと写真集を読むことをしないとなと、自分の不勉強を反省。

 

読書

 自分の誕生日プレゼントとして、ハービー・山口さんの「いい写真とは?」を購入。

 ハービーさんのツイートをまとめた本なので、どこから読んでもいいし、軽く読める本。行き詰まりがちな自分には、助け舟になる言葉も多く、良い本だと思う。

 しかしツイートをまとめた本であるがゆえ、もうちょっと掘り下げてほしい部分の弱さも感じた。

 普段からやさしい語り言葉のハービーさんなので、鋭い切り口だと、ビシッと刺さる部分もあるのが、面白い。

 ハービーさんの代表的な写真も満載でほんわかするし、写真を撮る上での心構えのヒントや励ましの言葉がいっぱいだ。

良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば (SPACE SHOWER BOOks)